Rayqualのマウントアダプターと電磁絞りレンズの話
α7ⅡでNikonのレンズを使う為にマウントアダプターを使用しています。今回はそのマウントアダプターと、いつかぶち当たるであろう電磁絞りの問題について書き残そうと思います。
前回に引き続きα7Ⅱ絡みの話になり、興味ない人には、とことん興味の無い内容になるかと思いますw
今使っている機材を簡単に紹介
レンズはニコンの大三元と呼ばれるものです。
Nikon AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED
Nikon AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED
Nikon AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VR II
- Gタイプレンズ
上記のレンズは全てGタイプと呼ばれるレンズです。レンズに絞りリングがなく、ボディ側から機械的に絞り制御するタイプのものです。
マウントアダプター
SONYのカメラを持っていながら、レンズはNikon用のFマウントのレンズしか持っていません。なのでα7ⅡでNikonのレンズを使用するた為にRayqualのマウントアダプターを使用しています。
Amazonなどでレビューによると評判がよかったので購入しました。ガタつきやケラれることもなく快適に使えています。ただレンズやフードによってはケラれることがあるらしいです。
電子接点の無いマウントアダプターでボディ側から絞りの変更が出来ないので、マウントアダプター側の絞り環で絞りの変更をします。絞り環は、絞りを変更するとしっかりと感触があるので暗いところでも問題なく操作出来ます。
ただしAFはVRなどは使えませんし、Exif情報は残らないので注意が必要です。
Rayqual 国産レンズマウントアダプタ Nikon F マウントレンズ(Gレンズ対応)-SONY αEマウントボディー NFG-SaE
- 出版社/メーカー: レイクォール
- 発売日: 2013/08/23
- メディア: Camera
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電磁絞りとは
最近のレンズは、この電磁絞りが採用されているものが多いかと思います。
ボディ側から電気信号で絞りを制御する機構により、高速連写時のAE安定性などの精度が向上する…らしい!
何が問題なのか
α7Ⅱで電磁絞りのレンズを使おうとした場合、Rayqualのマウントアダプターが電磁絞りのレンズに対応していないので、ボディ側からは勿論、アダプター側からも絞りが変更できないんです。
仕組みとか難しいことはよく分からないけど、絞りの変更が出来ないです。つまり使い物になりませんw
解決法
- 対応できるレンズを使う
実は半年ほど24-70mm f2.8 の新型を使っていましたが、α7ⅡとRayqualのマウントアダプターを購入し使えるか試したら、電磁絞りのレンズなので見事に使えませんでした。買う前から薄々そう思っていましたが…案の定使えませんでしたw
そこで新型を手放し旧型のレンズを買い直しました。
・α7Ⅱ+Rayqual アダプターで使える
・基本的に三脚を使うのでVRは無くてもいい
・解像度はたいして変わらない
・小型化・軽量化される
・フィルター77mmになる(77mmを2本所有
・下取りに出してお釣りが出る
そう考えたら 自分の場合は、旧型に変えてもデメリットはないと思ったので変えちゃいました。
- 電磁絞り対応のアダプターを使う
Commliteというメーカーから発売されてるアダプターがどうやら使えるらしい。しかしアダプターに4万ちょっと気が引けますw レビューを見ると…どうなんだろう。ぶっちゃけよく分からない!
まとめ
α7シリーズをサブに使う人って多いと思うので、この問題はぶち当たってる人はどうしてるのか気になるところです。
自分はとりあえず今の機材で快適に撮影は出来てるので、当分は今のままでいこうと思います。ただ電磁絞りのレンズを買うことがあれば考えなければいけないと思っています。その頃には今よりもいい製品が販売されていることを祈ってます。